mitsuhiro yamagiwa

2023-06-16

意味とは何か?

テーマ:exhibition

『少し遠くへ行ってみよう』  

https://smma.or.jp/exhibition/shusakuarakawamadelinegins

The Mechanism of Meaning(NO.2) Oil on Canvas AS : 0051

《意味のメカニズム(NO.2)》1963年頃 / 88年

1 主観性の中心化
2 位置づけと移動
3 あいまいな地帯の提示
4 意味のエネルギー(生化学的、物理学的、精神物理学的側面)
5 意味合い
6 拡大と縮小 ー 尺度の意味
7 意味の分裂
8 組み立て直し
9 逆転可能性
10 意味のテクスチャー
11 意味の図形化
12 意味の感情
13 意味の論理
14 意味の記憶の構造
15 知性の意味
16 検討と自己批判

 

展覧会メモ ☞

 私たちはいつも何かを〈感じ/考え〉ていますが、その多くは〈言葉〉を通した〈意味〉についてのものです。二人はその〈意味〉の徹底的な追求に取り組んだのです。

 解釈という主観的な様式をのりこえ、ある程度中性化せよ。

 円のことは考えず、点についてだけ考えよ。

 内容については考えず、容器についてだけ考えよ。

 もしできるならあれを見よ。

 もしできるならこれを見よ。

 このあれをふさわしい場所に置け。

 すべてはあいまいであり、あるものがあいまいであるという判断もまたあまいである。

 あいまいさの(あいまいな)性質を説明させたりする試み

 ここで示す手法と目的は、このような感づかれない(存在しない?)諸力が、基礎を確立するのに決定的な役割を果たすのではないかという推測に関連する。

 これらはすべて同じサイズ

 訂正の余地あり

 訂正をゆるさず

 意味作用にともなう分割、分離、分解、抽象、分岐、分岐を明らかにする演習。追加する演習では、さらに「不自然な」分裂をひきおこす試みがおこなわれるだろう。

 つぎの効果を評価せよ

 拡散×拡散-拡散

 除去+被膜

 歩測+積層-充填と鋳造

 縮小+延長

 忘れるための記憶装置

 光が消える時、色彩よりもむしろ先に物質が感じられるだろう。

 論理とは秩序であり、そして/あるいは意味が生起する脈絡であるとする見地から、構造化の要素(何かに適用するポイント)としての論理の機能を研究する。またはそれに替わるものを提案する。

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