「ジョセフ・アルバースと形態群の芸術」沢山遼(美術批評家)→ https://kawamura-museum.dic.co.jp/topics/2023/08-lecture/
講演会メモ☞
複数の形態群を組織、連合する
1933年、ターニングポイント
バウハウスが閉校
ブラックマウンテンカレッジへ
actualfact 主観的現実
factualfact 客観的現実
光によって融合する
補色がみえた
どこにもないのに、あった。
色はどこにあるのか?
現実の場所にはない。
色彩は現実ではない場所を開く
色は光
いかに絵画のなかで実現するか
絵の具の欠陥
加法混色
減法混色
絵の具と光は逆の性質がある
重ねれば重ねるほど暗くなる
| モネ
一つの筆触にひとつの筆色
| スーラ
網点のように
赤と青を隣り合わせて紫に
鑑賞者の身体を使って、バレットに
| ボードレール
物質と知覚を両方使って絵にする
| カンジャンテ
正方形讃歌
『色彩の相互作用』(1963)
色は自立していない
背後にもある、と関係している
客体的な形式には現れない、主体的な経験、知覚
知覚によって連合する
〈ゲシュタルト心理学〉
つまりそこで客体(事物)と主体(生)が連合する
生の目的は生きた活動体
一であり、多である
variantのシリーズ
透明性の効果 光と関わる
| モホイ=ナジ・ラースロー
| パウル・クレー
透けてみえる
色彩の透明性
個々が独立しつつ連動する矛盾
親色 中間色 親色
中間色によって、ふたりの他人が連合する
等距離にある=個々の色の等価性、力学的均衡
透過性と等価性
独立性と相互性
independence
inter-depedence
二つのアソシエーション
バウハウスとブラックマウンテン・カレッジ
バウハウスは共同体的な生産体制
ブラックマウンテンは共同体思想と民主主義的世界
一緒にモノをつくる
複数のモノを独立させ均衡させる
形態群=入れ子構造 ケネス・ノーランド
| Ruth Asawa
フラクタル構造 入れ子 アサワとアルバース
アサワは立体化した
ひっくり返しても同じ形態
「私の彫刻は内側から制作されています。しかし、内側と外側が重要ではありません。背景となるものが、図となり、前面のものが背後となるのです」アサワ
フラーのテンセグリティ
フラードーム柱がない
圧縮力と張力
建築 圧縮材でつくられている
自重によって成立している
方位がない
多面体
宇宙空間に方位はない
シナジェテイクス(シナジー=相乗性)
球体 前後、上下がない
反階層性
| アルバース
方向における錯視
複数の方向性が成立している
「色彩の自律性を物語る」
異質の空間が出合う
マヤ遺跡
structual constellation
「反転性遠近錯視」
| ラウシェンバーグ
複数に分離、連合する
constellations
複数に変換されていく
| クレー
座標が変換して現われる
形態の変換操作
座標を操作し、複数の現われ
ダーシー=トムソン『生物のかたち』
デューラー『人体均衡四書』
| オスカーシュレンマー
座標操作
| イサムノグチ
コンストラクション、コンポジションとコンストレーションの違い
Interscape
多中心的
全部、図の操作