『小出楢重 新しき絵画』
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/koide_narashige.html
「下手」なるものへの愛着 ?
>>「骨人」と呼ばれるほど病弱な楢重が描かざるをえなかった“力強い裸身”は血色がよくシルエットも中性的…。初期の《自画像》1913と《銀扇》1914 に画家としての画力、骨太さを感じさせる。むしろ自己を突き放し、その開放へと画業を向かわせたのだろう。
〈展覧会メモ〉
《自画像》1913
・楢重は当時主流だった外交派の指導で物体の影は紫色に見えるものだと教わったものの、自分にはそう見えないと反発し、「見えもしない物の影を紫になど頼まれても描いてやるか」と、黒を使うことにこだわったという。
《銀扇》 1914
・空間はあいまいである。
《N夫人像》 1918
・濃い赤や青を背景に用いて全体の色彩のバランスを取る感覚
《長祥君の肖像》 1918
・カンバスを貫いた焼夷弾…。
《毛糸の束》 1926
・触覚についての鋭敏な感覚
| 楢重の裸婦
・個としての女性を意識させない
・妖艶さ
・西洋を自分なりに血肉化
「骨人」呼ぶほど体が細く、健康に恵まれなかった楢重
《枯木のある風景》 1930
・生命がつきたむくろ
〈追記〉
>> 常設展の壁面が財政難か?ボコボコ…。そのマチエールが気になってしまった。